謝意
昨夜、見知らぬ保護者の方が塾にこられた。

聞くと、先日電話でお子様の受験について相談された方だった。

ただ電話で話しただけなのに、わざわざ塾までお越しになったうえに、こんなものまでいただいた。

初めてお会いしたのに、僕が「おかき好き」ってことを知っていらっしゃった。

まったく、恐縮至極だ。

なので、謝意を込めてアップさせていただく。

その方が帰えられた後、そばで見ていたサカティーが、電話で話しただけでお礼の品も固辞することなくちゃっかりもらった僕にいった。

「何者なんですか、あなたは?お坊さん??」

思わず噴き出した。

サカティーも盆暮れの上司(僕)への付け届けは決まって八尾の「かきやま」セットだ。

でも、こんな僕でもちょっとだけ役立ったようでうれしかった。

しっかりいただきま〜〜す。

ありがとうございました。
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「相談窓口」
私立高校入試が終わって、各中学では公立の面談が・・・・。

最近気がついてしまったことがある。

中学校の先生は、僕より年下の方が圧倒的に多くなったってこと。

で、むちゃくちゃいいよる先生もいるわけね。

ウチのスタッフだったら・・・ゴツン!なんてね。

そうはいっても、子どもを思わない親はいないのと同じで、生徒を思わない先生はいないし、塾生のことを考えない塾人はいないんだけど・・・・。

長年「こんな立場」で仕事していると、いろんなものが見えてくる。

そして自分の役割も変わってくる、っていうか増えてくる。

で、思うわけ。

若い人に。

若い親に。

若い先生に。

若い塾人に。

・・・・・・。

謙虚であって欲しいと。

もちろん、自分はさておいてなんだけど・・。


このところ受験相談がいくつもある。

当たり前だと思われるかもしれないけど、実は塾生や保護者でない方ばかり。

僕の塾ではこの時期に面談しようにも、「自己決定」してる子ども達や保護者の方のほうが多い。

あっと、今日は3人面談したんだった。

自分で自分のことは分かっているけど、僕に確認したかったのだろう。

で、外部の方には塾に来てもらうのがベスト。

時間が許す限りお受けするつもりだ。

見ず知らずの僕のこところに来てくれるだけで、実に光栄でありがたいことだと思う。

いろんな相談があるけど、相談者に共通しているのはこのブログを読んでいただいていることだ。

受験のことばかりじゃないのに、恐縮してしまう。

さっきアクセス数を見たら昨日1日でなんと4000近くもあった。

2009年2月1日 1660
2009年2月2日 2565
2009年2月3日 3278
2009年2月4日 2774
2009年2月5日 2370
2009年2月6日 2601
2009年2月7日 2487
2009年2月8日 2880
2009年2月9日 3931

アクセス分析をコピペしたら数値だけになったけど、自分でもびっくりだ。

ま、スーパーブロガー「みかみ」ちゃんの3分の1も無いけど・・。

明日は休日なので、きっと受験生のご家庭では悩ましい時間を親子ともども過ごすことになるだろう。

僕は休みをもらっているけど、携帯でもよければご連絡下さい。

全ての受験生とそのご家族の方へ。

ハル・ノート ホットライン:090−2038−2058
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「トップ3校倍率予測!」
ついに出た、ズバリ、今年の地域トップ校『小松・泉丘・七尾』の入試はこうなる!

「小松高校受験」についての質問がありましたので、他の地域トップ校の入試状況予測とあわせて、アドバイスさせていただきま〜〜す。

もちろん、データを駆使した「ハル入試予想」ですよん!

学校での願書提出もほぼ確定したようなので思い切って、やっちゃいます。

まず、ご質問についてですが、前回の第5回総合模試の成績(350点くらい)だけで、受験校選択の判断は、さすがの僕も不可能に近いですが、今年の入試状況は昨年と比べると「小松高校」に関しては、若干厳しくなると分析しています。

これは同じく「地域トップ校」といわれる「泉丘」や「七尾」とは違い、今年は倍率も上昇する可能性が出ているからです。

つまり、今年の各高校の倍率は昨年と比べ、「泉丘」「七尾」は下がり、「小松」は上がるということです。

第6回の模試データから判断すると、「泉丘」は昨年比95%、「七尾」は同じく80%と昨年よりも現時点で模試での志望者数を減らしています。

これは、今年の受験生は上位学力層が例年になく「薄い」という要因の他に、「能登=県北地区」では卒業者数の減少があり、「金沢=県央地区」では「二水」への「リスク回避」が原因と思われます。

ところが、「小松=県南地区」では「小松」への志望者が前年比113%にもなっています。

つまり、近年倍率増で1.2倍以上だったのに、今年も更に倍率アップの可能性が出ているということです。

また、「小松志望者」の学力層をみても、泉丘と同じく合格ボーダーライン以下の志願者が大変少ない「タイト」な入試状況になると思われます。

これらの状況から現時点で、今年の3校の倍率推移と今年の予測はズバリ、下記のように推測しています。

小松高校
H17年1.26倍⇒H18年1.21倍⇒H19年1.25倍
H20年は1.30倍近くなる?!

泉丘高校
H17年1.14倍⇒H18年1.29倍⇒H19年1.25倍
H20年は1.20倍をきるかも?!

七尾高校
H17年1.17倍⇒H18年1.18倍⇒H19年1.08倍
H20年は1.05倍位になるかも?!

以上、大胆予想でした===!!!


以下、保護者の方の質問にもどりますが、小松地区の場合は、小松受験者と大聖寺や明峰の受験者とでは、全体的に学力差がかなりあるといえます。

ですから、総合模試第5回で350点は小松受験が可能といえます。

ただ、これはあくまで一面的な判断ですから、誤解なきように。

なお、「小論文」でのC評価はあまり気にせずともよいです。

「採点基準」も高校の難易度によって分類してありますので、「辛く」でています。

ですから、「添削内容」をしっかり確認して、過去の「小論文」課題をたくさん書いて、学校や塾の先生にみてもらいましょう。

中学の授業課題に出なくても、生徒が練習した小論文については国語の先生が添削してくれると思います。

小論文は入試直前まで何度か書いておくことです。

「慣れること」がもっとも重要です。

第6回の模試も返却されますが、願書を出したのであれば「合格すること」だけを考えて、後の4週間を過ごしましょう。

まだまだ高校受験生にとっては、長い道のりとも言えますからね!
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発表の朝!
ついにこの日が来ましたね!

今朝も、やはり6時に目がさめた。

春の陽光がまぶしいほどのいい天気だ。

今日は、公立高校の合格発表の日。

正午に、各高校で受験番号が張り出される。
北國新聞社前では全高校の合格者番号が掲示される予定。

「受験生とその家族」はもちろん、各中学校にとっても卒業式と同様に重要な日だ。

そして、我々塾人にとっては「祈願の日」である。

毎年必ず、この日は塾生受験生全員の顔を思い浮かべる。

もちろん、「合格しました。」と、いう喜びの笑顔だ。

それにしても、今朝はなんという気持ちのいい天気なのだろう。

雲ひとつないこの青空のように、みんなの気持ちが晴々として欲しい。

清々しいこの空気のように、子ども達の心が透き通って欲しい。

やさしい光をふりそそぐこの太陽のように、彼らを支えた人々の顔に笑みが戻って欲しい。

今日は、祈りの日。



@ 塾生のみんな、塾でまってるよ!!
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受験生へ
発表待ちのみんなへ!
学校では、先週の入試の結果についてあれこれいろんな情報が飛び交っていると思うけど、そんな根も葉もない噂や、ましてや塾が流す無責任な情報に一喜一憂するんでないよ!

入試の結果は金曜日に発表されるのです。
それだけが「事実」なのです。

それまでは、中学生の最後の1週間を1日1日大切に送って欲しいと、心から思うのです。

二度と帰らない、人生の最初のハードルを越えようとしている『今』を経験しているみんなに、これからも、自分をみつける旅をまっしぐらに歩いてもらいたいと思っています。

どうか、無責任な塾関係の皆様、「予想合格ライン」など出さないでいただきたい。
センター入試ではないです。

いま、合格予想ボーダーをいうことにどんな意味があるのでしょう?
いたずらに「不安」を増幅する効果しかありません。
合格発表の後にして下さいね!

もし、「内申」のこともよく分かっていない塾の方がそんなことをされるのであれば、僕は塾生だけでなく、すべの受験生のために「殴り込み」に行くかもしれなせんよ!(笑)

15の感受性をむやみに動揺させるのは「大人の卑劣」以外の何モノでもありません。

そんなことをする塾があれば、もはや『悪』です。
そんな大人がいれば、僕は正々堂々と戦います。
そして、圧倒的に勝っちゃいます。
以上、よろしく!!!


受験生のみんな、もし不安でしょうがなかったらいつでも話しを聞かせてください。
たぶん、すっごく元気になりますよ!

じゃ、
今を最高に!

今を楽しんでください!!
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受験生は成長しているのです!
受験生の保護者の皆様へ

先日の保護者会でも、合格発表待ちの受験生のいるご家族とお話しさせていただきましが、毎年受験生を何十人も預かる塾人としては痛いほどその胸中がわかります。

本人の不安以上に保護者の方の不安が大きいのですね。
特に、母親の方にそれが顕著にあらわれます。

「信頼している」からこそ、少しでも本人の「弱気な発言」にふれると動揺してしまうのです。

「一番よく知っている」と思っているからこそ、本人の「なかばあきらめたような態度」に胸が痛むのです。

「甘さを痛感している」からこそ、能天気に遊び呆けているような本人の行動が気になるのです。

お母さん、大丈夫ですよ。

あなたのお子さんは、あたなのお子さんですから。
愛情いっぱいで育てきたのですから、それだけで十分です。

我々も彼らと一緒に戦ってきましたが、みなさんも、お子さん以上に戦ってきたのですから、それでいいんです。

あとは、すべて、彼らのものです。
彼らは、今どんどん成長しています。

そして、今週末には、さらに大きく成長します。
結果によってその「成長」に違いがあるはずがありません。

『受験生』の彼らは、一様に大きく成長するのです。
それが、彼らに与えたれた『入試』の本質です。


ある保護者の方が僕にこうおっしゃられました。
「入試が終わった後、変なんです。」

*以下、正確さに欠きますが思い出すまま書てみます。

「あぁ、答え合わせをしてショックだったんですね。
そんなこと、しちゃいけませんよ。
自己採点して合格したって思える受験生なんていませんから。
今年は社会や理科なんて、いつもどおりには(点数)取れてないですからね。」

「いえ、本人はあまり(新聞で公表された解答を)みないようにしてるんです。」

「僕も実は彼らのことを考えたら、今は(入試問題の分析を)公表すべき時じゃないと思いまして・・、じゃ、小論文と面接ですか。」

「いえ、小論文も面接も書けたし、隣の人よりしっかり答えることができたっていってます。」

「ですよね。小論の内容は難しくなかったですし、前日までしつこく塾で面接練習してましたからね。」

「あのですね、『落ちるかもしれないけど、そしたら、お母さん、ごめんなさい。』なんていうんですよ。」

「え〜っ、お母さんに感謝しているってことじゃないですか!
成長しましたね。」

「いままでそんこという子じゃなかったのに、なんだかねぇ・・・・・。
それでですね、いま元気だったかとおもうと、いつの間にか沈んでいたりで、不安なんですが・・・。」

「それで、お母さんはどういってあげるんですか?」

「大丈夫?っていいます。」

「それじゃ、本人の不安を煽るようなものですよ。」

「ええ、主人もそういうんですよ。」

「でしょ?
『大丈夫、ここまできたらどっちでもいいわよ、お母さんは!』
ぐらいのこといわなきゃ。
そして、本気でご自分がそう思わなきゃいけませんよね。」

「そうですよね。
やはり、私が不安だったんですね。」

「そうですよ。
今日お帰りになったら、お母さんも彼に『ありがとう』って言えればいいですね。」
(う〜ん、これは、いい忘れました!)

彼らは今、どんどん成長しています。
保護者の方は、彼らがどんな結果を持ってこようとも、受け入れる具体的な準備と大きな心を用意してあげてください。

受験が終わっても、我々の役割はまったく変わらず継続しているんだと、実際にお話を伺ったり保護者からのメールで痛切にわかりました。

休息なき「受験生とその家族」を今後も書かせていただきます。
ご意見とご支援ありがとうございました。

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来週の金曜日まで・・・
たしか、このブログを立ち上げてしばらくして、「受験生とその家族」シリーズを書きはじめたと思う。

いつも、不安そうな家族を目に浮かべながら書くのだが、個人面談会を年間3回も同じ家族としている僕にとっては、受験生はもちろん、その家族の様々な表情に出会うのは、他の塾人とくらべても圧倒的に多いはずなのに、記憶している表情のパターンは少ない。

抱える悩み事の内容は、似ているようで、みな違うが、その表情といえば、十人十色どころか、みな一様に同じなのだ。

それは「困った顔」だ。

問題が解決できない、答えがみつけられないときに、人々がするあの「困った顔」だ。
ある意味、受験生が問題用紙を前に苦戦しているのと変わらない。

しかし、本質を云えば、解決できないとか答えが見つけられないというよりは、その時は「乗り越えることも後戻りすることもできない」といった方が近いのかもしれない。

つまり、すでに解決はしていて、答えも出ているのだが、実感がともなわないのである。
それが、受験生である子ども達との大きな違いである。

受験校の選択までの道のりを振り返ると、実に様々な葛藤があった。
そして、入試を終えた今、合格発表までのこの1週間が、受験学年になって気合がはいったこの1年間の中では、もっとも長く感じられる日々なのである。

しかし、これは多くの保護者のことである。
受験生は、もう、ふっきれている。

みんな不安でしょうがないってのは当たり前過ぎることなので、「コモンセンサス=共通認識」なのだ。

結果はもう決まっているのである。
変な言い方だが、ほとんどの物事は、すべて取り掛かるときに、結果が決まっている。
我々大人は、それを何度も経験しているし、その道理も理解しているはず。

愛するわが子の事であっても、それはなんらかわらないのだ。

自分の大切な「受験生」は、自分と同様「十人十色」。
困った顔をしながら、いや、このブログを読んでた受験生は、そんな気持ちを心の奥に押し込んで、毎朝、一生懸命前のめりになって、走り続けたのだ。

最後は、みんな転びそうなくらいの勢いで、心のゴールめがけて走ったはずだ。

それを、称えてあげよう。
6日後にせまった、「結果」を気にもむより、ただただ、家族で「終わった」ことを喜ぼう。

受験生へ。

試験が終わったあの日、合否は決まったのです。
もう、結果は受け入れるよね。

いいかい、これだけは、発表前に云うからしっかり、心に留めておいて欲しい。

越えられないハードルは与えられない。

解決できない問題は降りかからない。

成功も挫折も、次のスタートラインにかわりはない。

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