「1点差」
1点差で泣くこともある!

5点とか3点のミスは「しかたない。自分が不注意だった。」と諦めたり反省できるけど、1点のミスはそんな風には思えない。

それが、入試だったら「死亡」したくもなるってものだ。

先週の水曜日、「炎塾」みかみ先生は、1点差で大学受験を失敗した受験生のことをリアルに取り上げていた。

センターは、だから「魔物」だ。

一方、石川県の公立高校入試は学科点数だけで合否を判定しているわけではないので、1点差で明暗が別れるという印象はない。

学科試験での「合格者最低点数」は「不合格者最高点数」よりも30点も低いからだ。

しかし、検定試験となると話は違う。

今年、6月にKECの中3生は英検筆記試験と漢検を受験した。

「準2級」の英検では毎年そうだが、1点差で不合格となった塾生が例年になく多かった。

おまけに、漢検も1点差で不合格、つまり139点の塾生が複数いた。

そして、今日は、英検二次面接試験の結果伝達だ。

英検は3級も準2級も33点満点中19点で合格なのだが、3級は全員合格していたが、準2級では3人が不合格。

その不合格者は全員18点だった。

もちろん、19点ジャストで合格している塾生もいる。


だから、今日は、つらい。

いつも以上につらいのは、面接試験の前日、塾で実施した「面接対策ゼミ」で、「合格できるだろう」と判断していた塾生たちだからだ。

できれば、不合格通知など「どっかなくしちゃった!」といって、渡したくないくらいだ。

それか、18点で不合格じゃなく、せめて16点ぐらいて不合格していればよかったのにとさえ思ってしまう。

でも塾生には、このショックから立ち直って欲しい。

KECの塾生なら絶対、乗り越えてくれるはずだ。

もちろん、すぐには乗り越えられないから、一緒にがんばろう!

次の英検は筆記は免除だから11月18日の二次試験のみ。

大丈夫、次は絶対受かる。

絶対に!
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「つらいとき」
辛い時は誰にだってある。

たぶん、それはすべて自分自身が原因だ。

他人のせいであれば気が楽だが、そうみえても実はそうではない。

すべて必然であることを受け入れることは、老若男女問わず容易ではない。

そして、その辛さを乗り越えることも容易ではない。

でも、乗り越えられるからこそ、用意された試練でもある。

辛いけど、乗り越えようとする。

だれのせいにもしない。

粛々と、一歩一歩、誠意を持って前に進むことでしか、自分は生かされないのだから。

君も僕達も。

そして、全ての受験生達も。
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「兆し」
「ゆうき」先生が『魂というもの』という記事を書いていた!

水曜日の夜、確か僕は「みかみ」先生に、「ゆうき」先生のブログが「進化」している気がするというようなことをいった。

いつ頃から?と聞かれたので2・3週間前からと答えたら、みかみ先生は頭を縦にして頷かれた。

人が「変化」していく時は、周りがそれに気づいているものだ。

それが、些細なことであってもすっごく大切な、人間の深遠の部分で「化学変化」がおきようとしているときは、必ずなんらかの『兆し』が現れるものだ。

いいかえれば「魂」が伝わっていくのだ。

子ども達と接していると、それがすっごくわかりやすく伝わることがある。

塾だから、勉強を通して僕達は彼らと接しているのだから子ども達の好・不調が手に取るように分かる。

昨日は、中3生としてはかなり難しい英検の準2級に合格した塾生の中に、漢検も準2級を合格した塾生が何人かいた。

その中で、友達どころか本人も「びっくり仰天のダブル合格」だったある塾生に対して、彼女を指導している僕達は同じことを思った。

彼女にはその『兆し』があったものね!と。


その塾生の「勉強魂」は今、どんどん強くなっているのだと思う。

がんばれ、みんな!
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受験生の生活がスタート
ええっ、もう受験が始まってる?
いや、すでに受験が始まってる!

塾に行ってない人はまだ受験がスタートしてないけど、塾に通ってる塾生たちは、受験学年がスタートしてるってこと。

「受験生とその家族」にとっての塾の最大の利用価値は、『受験スケジュール』なんです。

つまり、今、何のために何をするべきかを、常に確認したり提供したりするのが塾。

しかし、塾に通ってるだけじゃ受験生にはなれません。

その典型が、ただただ教えてもらって、わかった気になっている人。

これって、勉強しているようでも学習してないのですね。

わからないところを教えてもらうためだけに、塾に行ってる生徒は伸びません。

自分で考えてみようとする、自分で分かろうとするために、塾や塾の先生を利用するのでなきゃ学力なんてつきません。

「自分勉強できない」ほとんどの原因は「やる気の無さ」だったりしますから、塾に入って「やるき気になる」のは当たり前。

しかし、それだけでは受験生にはなれません。

なんども言います。

受験生には「目標」と「スケジュール」が不可欠です

というわけで、新年度の『受験生とその家族』、第1回目でした。
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