2018年度高校入試情報

2018年度公立高校入試直前チェック理科!

2回目の今日は1日目2限目の理科。

 

理科の難易度というか平均点の決め手は計算問題と記述問題。

 

計算問題で整数解(答えが整数となる問題)ではなく小数解や分数解になるものが出題されると、正答率は極端に下がるり、見たこともない記述問題や説明記述がでてくると難易度があがる。

 

最近は一時期の高難易度から易化傾向にあるとはいえ5年間平均でも、難化傾向が続く社会同様50点を大きく割っているので特に上上位校狙いの受験生には高いハードルといえる。

 

昨年の問題をチェックして今年の予想をしてみよう。

 

理科

1)問題構成と配点(昨年)

 

大問1 小問集合(生物・化学・地学・物理):

配点:2点×8=16点

問1(1)(2):語句・4択「動物」

問2(1)(2):語句・計算「水溶液」

問3(1)(2):語句・4択「地層

問4(1)(2):語句・4択「電流

 

大問2 生物「心臓の働き」

配点:17点

問1:語句「組織液」

問2(1)(2):語句・説明記述「心臓」

問3:4択「血液」

問4:記述「呼吸」

問5:4択「血液の循環」

 

大問3 地学「地震」

配点:17点

問1:語句「震度」

問2:4択「プレート」

問3(1)〜(3):4択・記述・計算

 

大問4 化学「イオン」

配点:18点

問1:4択「電気分解」

問2(1)〜(4):語句・4択・4択・計算「中和反応」

 

大問5 物理「音と力」

配点:16点

問1:語句「超音波」

問2(1)(2):数値・4択「音の振動」

問3:図記入・順序「力の合成」

問4:4択「音の高低」

 

大問6 生物「植物と観察」

配点:16点

問1:数値「倍率」

問2:理由記述「観察」

問3:4択「光合成と呼吸」

問4:理由記述「観察・調査」

問5:空所補充文「採集」

 

2)平均点推移

29年:51点 28年:53点 27年:49点 26年:40点 25年51点

5年間平均:49点

 

3)予想大問構成

小問集合:生物「消化」地学「天気」化学「イオン」物理「電流」

生物:「細胞と遺伝」

地学:「天体」

化学:「化学反応」

物理:「力と圧力」

*今年重要範囲は天体と力

 

4)対策

主な配点は語句15点、計算15点、記号選択30点、文章記述20点程度

語句と記号選択を慎重にし、上位校受験生は文書記述問題が分岐点

 

5)高校別目標点数

予想平均点:52点

泉丘:77点

二水・小松:69点

桜丘・七尾:64点

錦丘:59点

西・羽咋・明峰:54点

明倫:49点

 

 

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