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The Japan News by The Yomiuri Shimbun SUNDAY,  June 9th 

Firms plan exodus from China

日本企業、脱中国シフト 生産拠点 東南アジア

見出しの「exodus」という言葉には、なんだか特別な響き(思い入れ)があるので、今回は見出しだけで記事は無視(笑)。

 

この語源は旧約聖書においてモーゼによってなされたといわれる、400万人のヘブライ人(イスラエル人)をエジプトの虐待から救ったとといわれる大「脱出」劇。

 

つまり、移民などの大量国外脱出のことを言うのだけど、ま、中東では今でも「エクソダス」だらけ。

 

最初にこの言葉にインスパイアされたのは、いうまでもなくレゲエのレジェンド「Bob Marley」が1970年代にリリースしたアルバム。

 

Bob Marley & The Wailers - Exodus

「ボブマーリー 画像」の画像検索結果

 

70年代末にイギリスを席巻したパンクとレゲエという対極の音楽スタイルは、その代名詞でもある「セックスピストルズ」と「ボブマリィ&ウエラーズ」によって、ともに全世界に拡散していった。

 

Sex Pistols in Paradiso.jpg

 

ボブ・マーリィーの最高傑作といわれる「エクソダス」は当時政争に巻き込まれた彼自身のジャマイカからイギリスへ脱出。

 

 

次にこの言葉にインスパイアされたのは、2000年に出版された村上龍の代表作の一つでもある衝撃的なベストセラー小説「希望の国のエクソダス」。

 

このころから村上龍は電子ブック化を手掛けていたけど、小説自体は実に面白かった。

単行本

 

3つめの「エクソダス」は昨年設立された会社名。

 

出版界の革命児とまでいわれるようになった「幻冬舎」の代表編集者箕輪厚介氏と、日本最大のクラウドファンディング「キャンプファイア」の家入一真氏による、出版界のプラットフォーム事業を手掛ける会社が「エクソダス」。

 

 

「幻冬舎」といえば、いつのまにか大ファンになってしまった見城徹氏の出版社。

 

「見城徹」といえば先月の5月16日に起こった例のツイッター炎上案件で、19日には「あばよ」の一言で自身のツイッターも、「藤田晋」と「堀江貴文」に誘われてSNSしていた「755」も更新を止めて、最近では「尾崎豊」をあの2人の仕掛人とともに語りつくした?AmebaTVの人気番組「徹の部屋」も、今月の30日で終了という実に残念な結果になったけど、ま、今は再開を待つしかない。

 

 

というわけで今「エクソダス」といえば、この未来を担う日本の有名ソーシャルクリエーターが参画するコミューンだろうけど、なんだかさらにシンパシーが募る言葉ではある。

 

 

 

何から「脱出」するのか?

 

原因・理由はともかく、「脱出」すべき環境は身の回りに山ほどあるのではないだろうか。

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