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35人学級の意味

クラスも少子化「35人学級」で約2万人教員増加!ならば・・・・
文科省が一昨日発表した「教職員定数改善計画案」では来年度から教員数を1.9万人増やして、現行「40人学級」になっている小中学校の1クラスの編成人数を、小学校で35人〜30人、中学校で35人の「35人学級」にし、その必要予算を1200億と発表した。

以前書いたこともあるけど、僕は1クラスの適正人数は生徒にとっても教師にとっても20人程度だと思っている。

つまり「25人学級」だ。
そうすれば、20人編成のクラスが多く生まれるからだ。

ちなみに、OECD加盟の先進国での1クラス編成人数の世界平均水準は16人。
実は、民主党は例の「実現できないマニュフェスト」(失礼!)でも、その基準を掲げている。

そのマニュフェストにはまだ程遠いといわざるを得ないけど、それでも来年度から「35人学級」になるのであれば、例えば現在1クラス36人で3クラス108人の小学校では、1クラス27人の4クラス編成になるし、180人5クラス編成の中学校では1クラス30人の6クラス編成になるわけだから、一挙に1クラス人数が減ることになる。

であるならば、教員数を2万じゃなく5万人増加すれば全小中で30人学級が実現できるし、さらに3万人増やせば25人学級になるってこと?!

で、「25人学級」実現のための予算は4800億円ってことになるわけね!?

それでもまだ世界水準には届かないのだ!

しかし、今の国家財政でその支出割合はどうなんだろう??

「25人学級」8万人の雇用創出は就職氷河期の大学リクルート市場に大きな活力をあたえるだろうし、教育現場ではさらに大きな変革をもたらす「教育維新」が起こるのはいうまでもない。

そして、1クラスの人数が多すぎることが遠因や起因となっている今の学校が抱える問題や課題の多くが、改善されるのではないだろうか。

もっとも文科省は今後5年間でこのクラスの少人数化とは別に4万人の増員計画を盛り込んでいるらしい。


ところで、2万人増員で1200億ってことは、一人600万円!

人件費の支出割合がわからないけど、教員給与は果たしてこの経済状況の中でどうなんだろう?ってことも考えさせられる。

また、一挙に採用人数を増やせば、人材や資質の問題もでてきそうだし・・・。

ま、そこんところは、例えば民間の学習塾でのインターンシップを教職希望者に課したりすることで、官民の協力の下で負担軽減できないわけじゃないと、手前味噌に思うのだけど。

今までの当たり前が当たり前でなくなっている。

それは、全ての今日的社会状況に当てはまることだけど、こと教育や子育てに関しては意識してその変化に対処すべきなのだろう。

子ども達のために、そして、大人達のために。

| SHIGEHARU FUJITA | - | comments(0) | - |
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