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金沢市統一テストNEWS

第1回統一テスト「国語」

作文以外は今年度入試準拠、

昨年より記述量増加で難化必至?

先週金曜日の実施直後に見たときは記述問題が多いと感じましたが、よく精査してみたら記述問題は「書き抜き」も含め昨年と同じ10問でした。

 

ただし、字数指定の文字数は昨年より全体で50字ほど多くなっていますのでその分、難化したと言えるでしょう。

 

昨年は最初の論説文の記述問題が4問116字、次の小説文は6問202字で合計10問318字の字数制限がありました。

 

今年は逆に、論説文では6問合計194字、次の小説文では4問170字で合計10問364字となっています。

 

大問構成が変わった今年度入試に合わせ、大問1に漢字の読み書きが8問出題され、次の大問2の論説文で問7を除く問3から問8まですべて40字前後の記述問題というのは、受験生をノックアウトするに十分だったと思われます。

 

昨年度から姿を消した「現代詩」は今年も出題されず、入試や他の地域共通テストで出題される「課題作文」もありませんでした。

 

これで「統一の国語」は、漢字・論説文・小説文・古文で、2つの長文読解で記述式設問が合計10問350字前後というのが定番ということになりました。

 

今年の説明的文章の論説文は「ディベート」を例にした「伝え方」についてですが、文の内容は難しくありませんが設問の難易度は高いといえます。

 

また文学的文章の小説は、映画にもなった「浅井リョウ」のベストセラー『桐島、部活止めるってよ』みたいな、高3生の物語。

 

文章内容は、主人公の航太と友達の恵一と河野女史の会話。

 

航太のバスケ部の後輩とのやり取りと、恵一と河野の会話という2つの場面があるのだけど、心情理解は易しいようでやや難しい。

 

描かれている場面の経過時間はかなり短く、全体を俯瞰して三者の心情を読み取ることが必要なので、平易ではないでしょう。

 

なお、1回目から昨年13年ぶりに出題された古文の出典は「更級日記」でしたが、今年は「枕草子」。

 

もちろん高校入試の古文としては、テーマがはっきりしている分、こちらの方が易しいですね。

 

以下、出題内容と難易度チェックですが、精査したら全市平均は50点くらいかもしれません。

 

一人ひとりの点数をみても、大きく落ち込んだ塾生と普通に得点している塾生に大きく分かれているようですから、得点分布の標準偏差(広がり)は国語としては大きくなる可能性があります。

 

なので、平均点予測はかなり難しいですね。

 

第1回国語

大問一 漢字

問1 読み4問

問2 書き4問

難易度 読み書きとも標準レベル

 

大問二 論説文 伊藤真 「説得力ある伝え方」よち

問1 文法 品詞識別 4択

問2 熟語 対義語

問3 説明記述 55字以内

問4 説明記述 語句指定 25字以内

問5 指示語内容説明 40字以内

問6 空所補充文記述 40字以内

問7 接続詞 4択

問8 空所補充文記述

  機14字抜き書き 供20字以内

問9 内容合致 4択

難易度:

記述問題は問3以外はやや難しいが、採点基準におけるキーワードの有無に左右されるのでとにかく書けば、全体配点は20点と大きくないので高得点も期待できないわけではない。

 

大問三 小説 森谷明子「南風吹く」

問1 内容把握 4択

問2 空所適語補充 漢字一字

問3 内容説明 30字以内

問4 心情把握 4択

問5 文法 係り受け

問6 説明記述 40字以内

問7 説明記述 40字以内

問8 空所適語補充 4択

問9 説明記述 60字以内

問10 文章の特徴 4択

難易度:

記述問題は4問で配点は18点なので、他の16点をミスなく取れれば大丈夫

記述問題は問7が難しく、問3も問9もやや難しい

 

大問四 古文「枕草子」

問1 現代仮名遣い2問

問2 内容把握 5字以上8字以内

問3 主語比較 3択

問4 内容把握 4択

問5 会話文空所補充 4問3字〜15字

難易度:昨年の古文とほぼ同じ問題と設問構成でどれも標準的なレベルだげ、問5ができるかどうかが得点分岐

 

48点としたけど50点に上方修正すべきかも!

| SHIGEHARU FUJITA | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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