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教育NEWS

中3公民は「時事ネタ」必須に!採点基準は?

先日、附属中3年の10月単元テストの公民に「時事ネタ」が、それも最新の出来事が出題されたことを書きましたが、同じく先週実施された城南中学の公民のテスト問題にも「時事ネタ」というか、最近のニュースがでました。

 

それは2人の写真に関するそれぞれの出来事を書く記述問題で、Aは名前入りの黒いマスクをした大坂なおみ選手で、Bが国旗を背景に登壇している菅義偉総理でした。

 

そしてそれらの模範解答は以下となっています。

 

A:テニスの大坂なおみ選手が黒人差別の撤廃を求めて、犠牲になった人の名前を書いたマスクをして試合に臨み、大会で優勝した。

 

B:自民党の総裁になった菅義偉氏が、内閣総理大臣に指名され、大臣を任命した。

 

まず、Aは「大坂」ではなく「大阪」と書いてしまいそう。

 

試験時は全仏オープン開催時なので、USオープンで優勝したけど全仏は出ていないとか、よりも「黒人差別への抗議」がしっかり書かれているかですね。

 

Bは先日書いたように漢字で正確に首相名が書けるかどうかと、内閣総理大臣に「指名」され、大臣を「任命」したと書くのはハイレベルです。

 

「新しい内閣を作った」とか「組閣した」と書けず、「菅さんが総理大臣になった」では不十分?

 

というわけで、この問題は「許容範囲」つまり採点基準が気になるところですね。

 

単に人物名を書いてもダメなことは、「最近の出来事とは何か?」という設問からわかますね。

ちなみに「大坂」と「大阪」の違いには諸説ありますが、戦国時代に浄土真宗の開祖親鸞の弟子である石川県にも馴染み深い蓮如上人が、文献で初めて「大坂」という地名を使ったとされ、江戸時代後期には「大阪」も併用されていたのが明治維新のときに、「坂」は「(武)士が反する」というので、時の政府によって「大阪」が正式名称にされたということです。
まぁ、ともかく「最近の出来事」がそれこそ試験では「最近のトレンド」になっているということですね!
| SHIGEHARU FUJITA | - | comments(0) | - |
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