「今年いっぱいあったスゴイ事の一つ」
塾生が『小説家』デビュー??!


 もうすぐ夏休みになろうとしていた。地軸の傾きのせいで季節は移り変わり、今年もまた熱さに苦しめられる日々がやってくる。
 放課後、生徒が教室を離れて校舎を一気に騒がしくする。ピークに達した太陽の攻撃に、大半の生徒が少なからず閉口しているだろう。シャツを汗で重くしながらスポーツに励む者、下敷きで顔を扇ぎながらシャーペンを走らす者、日陰で談笑する者など、それぞれの物語が学校を作り上げていた。



高校の文化サークルの全国組織「社団法人全国高等学校文化連盟」、いわゆる「高文連」が、12月に『第22回高校生文芸コンクール』の受賞者を発表した。

今年は全国の高校の「文芸部」から、小説・文芸評論・随筆・詩・短歌・俳句・文芸誌の各部門に2662点の応募作品が寄せられ、注目度の高い「小説部門」の最優秀賞には、盛岡の高校1年生、田中萌さんの「さぼたーじゅ」が選ばれ、新聞でも報道された。

この小説部門には「最優秀賞」1点、「優秀賞」6点、「優良賞」10点、「入選」6点が選ばれている。

さすがに大学受験を控えてる3年生の受賞よりも2年生の作品が多いのだけど、1年生の作品も3点あって、最優秀賞も1年生の3人の中の一人ということになる。

そして、男子となると学年に1人しかいない。

ところがだ、ところがである。

その男子受賞者の高1生は、KECの塾生なのだ。


この栄誉ある「優良賞」に輝いたのは、高1塾生の「しきさん」の『真夏の太陽』という小説なのだ。

凄い!

前文は、「しきさん」の小説の冒頭部分ってわけ。


新聞で今回の受賞を知る前に、彼から受賞作品の原稿を見せてもらった。

受賞の話しを聞いたときは、それこそ「イスから転げ落ちる」(樋口先生的修辞)ほどぶったまげたけど、なるほど、なかなかの筆致だ。

「小説家」になりたかったウチの細君(ま、今からでも遅くは無いけど・・・)にも
読んでもらったけど、確かに高校生とは思えない文才はあるわけで、小学生からずっと塾生である彼の別の顔を見たようで、驚きのほうが大きかった。

この受賞については何度か彼と話しをしたけど、それがまたおかしかった。

彼曰く今回の「真夏の太陽」は作品としては「まだまだ」らしい。

一応、高校の文芸作品ということを意識して書いたなどと、凄いことをいう。

また、受賞感想を聞くと、嬉しそうに喜ぶかと思いきや、文芸部が如何に高校では「日陰の身」であるかを力説していた。

つまり、こんなすごい賞にも関わらず二水高校ではまったく話題にすらなっていないという。(笑)

なんともまあ、鈍い学校だろう。

ま、錦丘だったら彼は超話題になってベストセラー作家からの賛辞があったかも。


それにしても、この出来事は「かっこいいこと」ではある。

だから、僕が話題にした。

名前はブログに載せないでっていったけど、しっかり高文連のHPで紹介されているからいいよね、「しきさん」!

そして改めて、おめでとう!

将来の作家殿!!!


10000字をはるか越える「真夏の太陽」にはところどころ秀逸な心象風景の描写がある。

その一つを紹介して僕からの賛辞としよう。

 太陽は相変わらずそこにあるが、意識して見ようとすると、その眩しさに目をつぶってしまう。尚吾は二度とほどけないくらい強くシューズのひもを結び直し、一度は挫けた集団の中で走り出した。そんな様子を美術部の窓から眺めていた樹は、自分にしか聞こえないくらいの声で尚吾に、がんばれ、と言う。彼女も、晴れ晴れとした顔つきをしていた。
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「小学部」
『30人31脚」の再放送で「十一屋小」を応援した!

結果はわかっていたけど、石川県代表の「十一屋」小学校の6年生達をTVで応援した。

昨日は再放送だったけど、最初の放映の時はKECのスピコンがあった日だったので見逃してしまった。

しかも「完全版」だったので、横浜アリーナに集合した全国全ての小学生達のトーナメント戦を観戦することができた。

今年は塾生が通う十一屋小のみんなが、横浜アリーナを目指して夏休みも毎日のように練習していたことを知っていたし、「中受」の子もいたのでいつもより真剣に観てしまった。

結果は1回戦で終わってしまったけど、相手は十一屋と同じくらいのタイムなのにベスト4まで上り詰めた強運の岩手だったのだから、しかたいない。

今年の大会のトピックスは「女子リーダーの闘い」だったような気がする。

特に、京都・沖縄・熊本のリーダーは凄かった。

その3人の「女傑」のなかで最初から最後まで圧倒的に「勝ち」を強く意識していたのはやはり、優勝した熊本の子だった。

塾屋だからかもしれないけど、彼女の「勝つイメージ」は、最強の受験生のようだった。

また、「魂の走りをします!」と雄弁に語る沖縄の女の子のとても小学生とは思えない強いリーダーシップに、感心した人も多かったと思う。

指導する先生や周囲の大人たちには、正真正銘の「体育会系」から「精神論者」まで様々にいるけれど、だから、いいのだと思う。

彼等がアリーナに連れて来てくれた自分の子ども達を誇りに思うと同時に、感謝していることは、見ている側にも熱く伝わる。

この番組を見て小学校の先生になろう思った人は少なくないはずだ。

先生方、お疲れ様でした。

そして子ども達、ありがとう!
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「大晦日」
「雪でした!」
昨夜は雷がなってちっちゃい吹雪のように空か白いものが降っていた。

冬休みになってから、ずっと我が家に合宿している神戸の中2と小6の親戚姉妹が、初雪に歓喜していた。

←昨夜はこんな感じだったのに、今朝はこんな感じになっていた。→

朝になったら「雪だるま」をつくってみたいと言ってたその姉妹は、夜更かしのせいかお昼になっても、外に出ようとはしない。

はやり、北陸の冬は彼女らにとっては、TVや暖かい家の中から見る特別な風景なのかもしれない。


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「センターへのモチベーション」
「YOU TUBE」で席巻する『ミカミーヌのプロローグ』、一挙転載! 

みかみモチベーション(我慢大会)


みかみモチベーション(合格の心構え)


お客さんとお勉強(異性体)

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「合格祈願祭」
元旦は、高3生と中3生の合同合格祈願祭!

毎年、30日と31日だけは授業がないので、ちょっと気が休まる。

もちろん、その間に掃除や正月特訓の準備があるのだけど、近年はサカティーやスタッフがすべて事前準備を終えているので、僕の仕事はほとんどない。

それでも、今年は毎日思いっきり「燃えている」高3受験生が朝からずっといるので、ま、塾の休みは無いことになる。

今日から1月3日までの5日間こそ、彼らにとっては24時間態勢の受験勉強期間になる。

塾から家に帰ったら寝るだけ。

起きたらすぐ塾にきて勉強ってわけだ。

元旦は、真冬でもそんな熱い熱い軍団を引き連れて、金沢神社に行く。

いつものように高校受験の中3生も連れて行くから、たぶん元旦の午前10時は境内はKECの貸しきり状態になって、一般参拝の方々に迷惑がかかるだろうけど、ずっと以前からやってる「祈願祭」なので許してもらおう。

神社側も、毎年KECのこのイベントは特別に配慮してくれているのだから。

それにしても、高3塾生にとっては3年ぶりの「祈願祭」になる。

なんだか、感慨深いな!!

来年も大勢でいきますから、金沢神社様、よろしく!
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「中受と高受」
さっき、中受のクラスが終了。

みんなに感想聞いたら、「まずまず」と「まだまだ」だった。(笑)

でも、いっしょうけんめいに頑張っているのがよくわかる。

一人ひとり、ほんとうにクリアするべき課題が違うからね!

今、スランプでもまだ1ケ月以上あるからきっと越えられるよ!!


高校受験の中3生の冬期講習の1日当たりの学習量は夏よりも多いのだ。

というか、夏と同じ勉強量を冬もやってしまうのだから、単純に3倍の勉強量でもあるわけ。

でも、さすがモチベーションは夏よりもはかに高いのでこなしていける。

で、今は授業が終了して「質問&自習タイム」。

ま、みんな、よくがんばっている。

そういう僕は、あるクラスの一番後ろで小論の添削をしている合間に、ちょっとブログを更新してみましたとさ!
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「KECの漢組」
「みかみ」が『ワイハ』で、「ハル」は『アルマーニ』?

昨日、高3生たちが帰りしなに口をそろえていった言葉が、気にかかる。

「塾長、みんなで合格できたら『アルマーニ』のスーツやしね!」

「・・・・・・。」

うん?

オイラにアルマーニを着ろってか?

この1年、スーツはやめてたんで全然オッケーだけど??・・・・。

いや、ちがうか。



あのヤロー軍団全員に、アルマーニをプレゼントしろってことかい?

ええっ??

「ユニクロ」に売ってりゃ何着でもプレゼントしちゃうけど、「香林坊」のショップで全員の買えってのなら、破産するぜよ!

でも、あいつら、そんなことお構いなしの様子だった。

で、破産か全員合格かってよ〜〜〜く考えたら、やっぱ、「合格」とるよな、オイラとしては・・・・・。

こまった、漢組だわい。

なんか、言い訳ないかな〜〜〜?????

ワイハのほうが安いしなぁ。


、、、、、、それにしても、あいつら全員、アルマーニ着たらカッコいいかも・・・・。

「黒服」みんな引き連れて街でも歩くかい?!

あっと、「まきばおー」も一緒に誘わなくチャだわ!

ま、なにがどうであれ、全員合格しますように!!!!

講習日程半ばで、チト疲れが出はじめたワイ!

がんばるぞい!
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「受験生の冬期講習」
『死戦』を乗り越えて!

KEC受験生の冬期講習は、毎日、毎日、テスト三昧なのだ。

中学受験の小6生、高校受験の中3生、大学受験の高3生が毎日、全科目のテスト特訓をしている。

小中高のテストのやり方は違うけど、附属中は4科目、錦中は適性検査、高校入試は5科目、センターは受験科目全部、というわけで早朝から塾はまさにテストだらけ。

高校受験は、テスト以外にも英作文・作文・小論文指導の添削まであるから、もう、こっちが死にそう!

でも、みんなも死にそう!

そう、この「死戦」はみんな乗り越えるんじゃ===!!!

それにしても、「添削」は大変だわい!!
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「願い事」
なんでもかでもいうわけでもないけど、昨日「みっやし」がある頼みごとをしにきた。

「みかみ先生」に「願い事」を書いてもらうことだった。

詳しく言うわけにはいかないけど、いってみれば「真逆の誓い」だ。

あんな恐ろしい「願い事」をしてもらうなんて、彼も「漢」になったものだ。

もちろん、ほんとうにいいのかって何度も念押しをした。

今朝、赤本に書かれた「宣言」を見て、僕とみやっしは同じことを思った。

「やれる!」

ありがとうございます、みかみ先生!!
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「高校部・冬期講習」
嗚呼、『KECの模試軍団』!


今日は、高密度の「みかみ先生」の授業が夕方からあるのに、「模試軍団」はホワイトボードに自分たちの得点を記入して、早朝からみんな頑張っている。

みんなの得点を書き込んでは合計を出していくのだけれど、これは一見競争にみえるがそうではない。

レースでもない。

彼らの真意は・・・・・・・、

「みんなで合格する!」だ!
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